司法試験を実務から考える

司法試験の論文問題を実務の視点から掘り下げています

2024-02-02から1日間の記事一覧

司法試験の過去問は「早期に」解く・「何度も」解く

過去問の分析の仕方です。 1.2時間で分析しきることは不可能 論文試験の問題文をよく読むと、(ほぼ)一言一句無駄がない。 問題文を読んで使えないと思った事情があるとしたら、その事情を使うべきポイントに気が付いていない可能性があると考えた方が自…

司法試験の問題文には(ほぼ)一言一句無駄がない

「論文試験で問われていること」=「司法試験考査委員が答えてほしいこと」 とお話ししました。 本番では「問題文」にヒントがあるとお話しました。 1.問題文にヒントがある理由 なぜ問題文にヒントがあるといえるのか? 一つは、当然のことですが、実際に…